製品情報
「新製品情報誌」2016年6月号掲載
資料請求No.1160604101
- その他
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自動化・省人化に対応 簡単便利なビジョンセンサーの新商品In-Sight2000に3モデル登場
- コグネックス株式会社
- 東京都文京区本駒込2-28-8 文京Gコート23F
米国マサチューセッツ州に本社があり、世界でもっとも古い画像処理専門メーカーのひとつであるコグネックスが、新製品In-Sight(インサイト)2000を新発売する。画像処理専門メーカーとして今年で35年となる同社が、もてる技術力を結集させて完成した新製品だ。今回は6月6日の発売に合わせて、プロダクトマーケティング部フィールドプロダクトマーケティング・マネージャー佐藤恭祐氏にその概要について、新製品情報読者に特別に新製品を紹介してもらった。
「品質の良否を判定するシステムには、簡単なON・OFFだけのセンサータイプから、カメラで画像を取り込んでパソコンで処理する高度なシステムまで幅広く存在します。弊社もお客様のニーズに対応して幅広く取りそろえておりますが、今回の新製品はこれらの中間に位置するシステムで、名称もビジョンセンサーです。これまで目視検査されていた現場や、省人化を目指すあらゆる現場で使えるシステムです」と言う。
ビジョンセンサーとして映像を取り込んで上位側にフィードバックさせる機能をもっており、画像処理システムの専門メーカーだからこそ開発できた新製品なのである。■得意分野の異なる3つのモデル
In-Sight2000は110、120、130の3種類。どれもカメラ、照明、レンズ、プロセッサーを一体化させた。メインモデルの120は特にエリアベースの有無判別を得意としている。ロット番号などの数字や文字、ナットの溝や異常など、加工が指示通りに行われているかどうかのチェックや、上下左右の向き判別も可能となっている。
上位機種である130では、これら有無判別機能に加えて寸法判別ができる。エッジや交点・円検出のほか、正しい長さかどうかといった距離・角度。円穴の径なども判断することが可能である。(図表 シリーズモデル比較)■環境設定が簡単で抜群の使いやすさ
新製品の最大の特徴は環境設定が簡単な点。キーボードを使わず、マウスクリックだけで設定できる。手順もステップバイステップ方式を採用して、一つずつ選択していくだけで設定できて、オぺレーターによる差が無い。すでにコグネックス製品を導入している場合は環境設定がほとんど同じで、設定時間は大幅に短縮できる。
レンズや照明フィルターの用意も豊富で現場に合わせてその場で交換できる高いモジュール性を備えた。焦点を合わせるためのフォーカスは外部に設定しているため、カバーを開けずに外から調節できるのも便利である。
さらに本体を90度に曲げてケーブル出口をインラインまたは直角にするなど、カスタマイズが可能。カメラと処理が一体化しているのにもかかわらず、非常にコンパクトな設計となっており、取り付けの制約がない。
特に仕入れた部品に不良品が無いか、製造前段階のチェックといった単純な作業も画像処理システムを使って省人化すればコストダウンにつながる。
製造業以外にも、食品、飲料の検査、医薬品、パッケージの中に製品や取扱説明書が入っているかどうか等、広く消費材分野にも利用できる。「今まで目視でやっていた部分を自動化したいというニーズに対応できます。抜き取り検査で不良率を0%にはできなかった現場では特に威力を発揮できるはず」と佐藤氏は業界を選ばず利用できると胸を張る。
導入前後の相談は各地域の弊社営業所または同社の代理店が徹底サポート。興味を持った読者はまず、コグネックスのWebページwww.cognex.co.jpまたはフリーダイヤル0120-301448まで。
「新製品情報カード」2023年6月号掲載
No. 2202306026
- 画像処理・カメラ
- 1分間に最大2500個の部品を検査
- エッジラーニング画像処理システム
- コグネックス株式会社(東京都文京区本駒込2-28-8 文京Gコート23F)
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