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注目企業・特集2019年4月号掲載

~イグスの製品 & 技術~
M-techで体感できるイグス新製品を徹底研究

IoT対応の安価導入で人材不足とコスト削減を解消
イグス(東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル)

https://www.igus.co.jp/

イグス代表取締役 北川邦彦氏ブース内で製品について
熱く語るイグス代表取締役
北川邦彦氏
毎年、東京・名古屋・大阪の3大都市で随時催される「機械要素技術展(M-tech)」。今年は東京・有明の東京ビッグサイトで2月6日~8日に開催され、4月17日~19日には名古屋のポートメッセなごやで「[名古屋]機械要素技術展(M-tech名古屋)」が開催される。
その会場でイグスは、華やかなオレンジ色のブースを構え、独創的な樹脂製品群を用いた工場のIoT化を提案。 IoT対応プラスチックによって動作状況をリアルタイムでモニターし、工場の不測のダウンタイムをゼロにするシステムや、金属の代替となるポリマーベアリング、低コストで導入可能な協働ロボットなど、コスト削減やIoT化に役立つ製品群を展示して、一際にぎわいを見せている。
ドイツに本社を置く日本法人の同社は、様々な機能を加えた樹脂製品が日本の製造業に受け入れられ、連年の成長を続けている。その同社が今年、注力しているのが樹脂に対する長年の研究成果とデータの蓄積を持って生み出した工場IoT化のシステムだ。樹脂だからこそ可能な低価格と汎用性を備えており、日本の中小企業でも導入しやすいものとなっている。国際的な競争にさらされ工場のイノベーションを模索する日本のモノづくり企業にとって、導入を検討したい製品と言えるだろう。ぜひ会場のブースで実物を目にして体感して欲しい。

IoT化で寿命を延ばしてコスト削減

IoT対応スマートプラスチックIoT対応スマートプラスチックは、
小型のセンサー「isense」で、
ケーブルクランプなどをモニターし、
動作異常や経年劣化を感知するシステム
熾烈な国際競争を生き抜くために企業がまず考えたいのはコスト削減だろう。その答えとしてイグスが提案するのが今回の目玉の一つであるIoT対応スマートプラスチックだ。これは製品の稼働状況や摩耗量などをセンサ ーで検知し、性能・寿命評価試験に基づいた豊富なデータと照合することにより、機械部品の寿命やメンテナンス時期を予測するシステムである。
工作機械や作業ロボットに用いられる可動ケーブル、ケーブル保護管やベアリング、リニアガイドなどにセンサーを組み込むことで、リアルタイムに動作状況をモニターし、異常を報告する。それだけでなく、測定した摩耗量をデータベースと比較することで正確な寿命予測を行い、保守計画に沿った交換時期情報を知らせることができる。
工作機械や作業ロボットは製品製造の要となる重要な機器だ。そのベアリングや可動ケーブルは常に負荷が掛かった状態にあり、メンテナンスを怠れば不測のダウンタイムを起こす原因となりかねない。IoT対応スマートプラスチックを活用すれば、そのようなダウンタイムを減らし、企業は不測の損害を避けられる。その上、工作機械やロボットの製品寿命を延ばし、メンテナンス頻度を削減して長期的にコストを下げることも可能だ。

イノベーションに役立つ樹脂製ベアリング

さまざまな機能を備えた樹脂製ベアリング耐高温・耐荷重・耐薬品など、
さまざまな機能を備えた樹脂製ベアリングは、
工作機械の性能アップに貢献する。
もう一つ、今回のイグス出展ブースで注目して欲しいのがポリマーベアリングの製品群だ。これらは標準的な金属ハウジングに対応した樹脂製ベアリングで、金属ベアリングに代替することで様々な付加価値をもたらす。高温や高負荷、薬品、ダスト環境、水中といった過酷な状況下での使用に耐えるだけでなく、樹脂なので錆びずに洗浄可能で、潤滑油も不要。そのため食品や医薬品など衛生環境下での機器にも使用でき、メンテナンス費など約40%の大幅なコスト削減も可能だ。樹脂製のベアリングと聞くと、一般的には「熱に弱そう」「耐久性がない」といったイメージが強いが、イグスの樹脂製ベアリングのラインアップの中には、金属並の高負荷に耐えるものや、800℃近い高温でも溶けず、鉄工所でも使用可能なものもある。
実際、ある工場では搬送に使うトロッコのベアリングを樹脂製に替えたところ、軽量化によって動力となるモータも小型で済むようになり、予想外の省エネ・省スペ ース化を実現。生産ラインの効率化に成功したという。ベアリングそのものは小さな部品でしかない。だが、まずそこを変えたことで、大きなイノベーションが生まれた一例だろう。

低コストで協働ロボットを導入できる

多軸ロボット組立てユニット「ロボリンク」低コストで導入可能な多軸協働ロボット
組立てユニット「ロボリンク」。
写真手前は組立て前のユニット。
もう一つ、今回の目玉となるのがロボリンクだ。多軸ロボットを作成できる組立てユニットであり、低コストで協働ロボットの導入が可能だ。ロボットのデザインをオンラインで構成できるコンフィギュレーターが用意されており、用途に合わせた自由な設計ができる。関節部分が無潤滑で可動する樹脂製なのでメンテナンスの手間が省け、ケーブル配線も容易な組み立て式なので価格も1/10ほどに抑えられた。価格が抑えられたことで、複数台の導入も可能となるだろう。企業にとっては強い味方となりそうだ。
もちろんIoTにも対応しているため、複数台を連動して作業させることも可能だ。また、技術者の周辺に1台設置するだけで、必要な工具を手渡したり、ワークを取り替えたりといった作業をロボットが行ってくれるため、作業負担を大幅に減らせる。たった1台の導入だけでも、工場内の作業の流れが変わり、生産効率を劇的に改善できるのだ。
人材不足に悩む一方で、生産性を高める必要があり、今の日本の製造業には課題が多い。そうした課題を解決する糸口がイグスの出展ブースで見つかるかも知れない。

MEMO
イグス
住所
東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル
TEL
03-5819-2030
URL
https://www.igus.co.jp/

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