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日立、ナノ粒子を均一に量産できる化学反応装置を開発
 日立製作所は、ナノメートル寸法(ナノは10億分の1)の粒子を均一に量産できる新型の化学反応装置を開発した。薬液を高速に混ぜて効率的に化学反応を起こし、従来主流の方法に比べて、化学合成時間を約10分の1に速めた。年12トン以上の規模で生産できる。電子材料や医薬品の開発で需要が高まるナノ粒子の新しい合成法として、数年後の実用化を目指す。

 同志社大学で開催中の「化学工学会第42回秋季大会」で8日に発表する。

 二つの薬液を混ぜて効率良く化学反応を促すマイクロリアクターに、化学反応を速めるマイクロ波を組み合わせたハイブリッド型の装置を開発した。幅約100マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の微細な溝を作った流路に薬液を流しながら混ぜる。そこに、家庭用電子レンジと同じ波長帯の電磁波である2・45ギガヘルツ(ギガは10億)のマイクロ波を非接触で当て、200度Cまでの高温で加熱する連続処理を繰り返す。
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