 |
| センサ部を1チップ化し小型化ニーズに応える |
 |
| 超小型光学反射式エンコーダ |
アバゴ・テクノロジー(東京都目黒区青葉台4−7−7 青葉台ヒルズ7F)
|
| http://www.avagotech.co.jp/ |
資料請求No.1100201801 |
 |
|
| アバゴ・テクノロジーが、エンコーダの主力製品にと力を入れている光学反射式エンコーダAEDR-8400(左)と8300(右) |
機械が正確・精密な動作を行うために、モータの動きを制御する役割を果たしているのが、エンコーダというセンサ。アバゴ・テクノロジーは、産業用から家電製品用まで幅広い市場に向けて光学式エンコーダを開発・販売しているが、競合他社の多くがセンサ部のみ、あるいはコンポーネントの形で製品を供給する中で、構成部品を分割して“パーツ販売”することで特色を出している。「分割しているので機器に組み込みできるのが当社のメリット」(畑口俊也・モーションコントロール製品プロダクトマネージャ)。そのアバゴ・テクノロジーが「今後の主力製品」として注力しているのが、超小型の光学反射式エンコーダ『AEDR-8300/8400シリーズ』である。 |
 |
エンコーダを“分割販売” |
アバゴ・テクノロジーのエンコーダ事業は、ヒューレット・パッカード時代にプリンタや磁気テープ、フロッピーディスクの制御部品として生産を開始したのが始まりで、現在は光学式エンコーダと一部磁気式エンコーダを含め10のシリーズ製品をラインアップ。プリンタ、プロッタ、コピー機、ディスクドライブ、デジタルカメラ、工作機械、産業用ロボットなど様々なアプリケーションで採用されている。
光学式エンコーダには、ロータリータイプとリニアタイプがあり、コードホイール(リニアタイプの場合はリニアスケール)と発光素子、受光素子、回路で構成されるセンサ部から成る。通常はこれらの部品をケースに収めた形態でユーザーに供給されているが、アバゴ・テクノロジーでは、センサ部とコードホイールを分割して販売している。ユニット化されたエンコーダと違って機器への組み込み易くなることのほかに、分解能など多様な要求仕様にフレキシブルに対応しやすくなるというメリットがある。「機器設計の自由度が高くなります」(畑口プロダクトマネージャ)という。 |
 |
製品の小型化に貢献する「反射型」 |
「光学式反射型エンコーダAEDR-8300/8400シリーズ」は、LED(発光ダイオード)光源とセンサ(ディテクタ)を1個の超小型表面実装リードレスパッケージに内蔵した。パッケージ寸法は3.00mm×3.28mm、厚さ1.26mm(AEDR-8400)という「一番小さいエンコーダ」(同)を実現した。
ロータリータイプ、リニアタイプのいずれにも対応し、コードホイールへの取り付けが簡単にできるほか、(1)任意の光学半径に対応する(2)ギャップの変動による影響を受けにくい(3)表面実装タイプなのでリフローが可能で大量生産に向いている―など多くの特徴を持つ。
用途はプリンタ、複写機、カードリーダ、オーディオ機器のボリューム制御、ビデオカメラのフォーカス制御など各種小型モータなど幅広く対応できる。既に3次元プロッタやロボットハンド、旋回カメラ、医療機器などで採用実績を積んでいるが、「非常に小さいので、モバイル機器など応用が広く、機器の小型化に貢献するでしょう」(同)と、採用拡大に自信を示す。 |
デモ用キットも活躍 |
|
| エンコーダのモデキット。機械式変動があっても安定した 出力性能が確認できる。 |
「エンコーダとは?というお客様に言葉で説明しようとしても伝えきれません」(堀田智章エンコーダ専任エンジニア)と話しながらブリーフケースから取り出したのは、モータ、コントローラ、オシロスコープで構成されたデモキットだ。
治具を使ってエンコーダをモータのシャフトに取り付ける。モータを動かすとオシロスコープに波形が現れる。エンコーダを上下、左右に動かして見せる。こうた実演を通じて、「取付けが簡単」「メカニカルな振動の影響を受けない」「XY軸方向の変化に対するマージンが大きい」といった製品の特徴を“実証”して見せる。ときには、不具合を再現して「なぜ異常が起こったのか、どうすれば解決するか」を目の前で示すことで、「製品に対する安心感」(同)を深めることもできるという。 |
□MEMO□
アバゴ・テクノロジー株式会社
| 米アバゴ・テクノロジー(本社:カリフォルニア州サンノゼ)は、ヒューレット・パッカードの半導体事業部門を前身とし、アジレント・テクノロジーを経て2005年にアバゴ・テクノロジーとして独立。2009年8月ナスダックに株式上場。売上高14.8億ドル(2009年度) |
|
|
|
|
資料請求No.1100201801 |
 |